モザイクの向こうには一体?イタリア・ミラノで生まれる“アルド・セルジオ”の油絵

普段当たり前に思っていることは、果たしてそうなのか。
一旦立ち止まって改めて考えてみるきっかけを作ってくれるのが、アルド・セルジオ(Aldo Sergio)です。

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油彩で描かれたこれらの絵は、ルネサンス期からの絵画を継承する古典的な絵画でありながらも、何故かそれらにはモザイクがかかっています。モザイクの向こうにあるのは何なのか、どのような姿をしているのかハッキリとはわからないようにしています。
例えばスライダー1枚目、男女のカップルが並んでいますが2人の間にもモザイクで、仲良く腕を組んでいるのかどうかはわかりません。
見た人が立ち止まって考える時間をあえて作っているかのようです。

普段私達が当たり前のように見ているそれは、本当にそうなのか、もしかすると予想や想像でおそらくはそのはずだと思い込んでいるのではないか、と考えさせられます。
またモザイクというデジタル加工のように見せることで、コミカルな印象を受けて緊張感が緩み、絵を見た人が自由に考えられる解釈のスペースが生まれます。

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また、面白いのはバナナのようなものやキリストのようなものにしろ、何が描かれているかは知識がないとわからないというところであり、今までの人生経験と照らし合わせて鑑賞する絵画なのです。

彼は、南イタリアにある世界一美しい海岸と言われているアマルフィ海岸の玄関口サレルノで生まれました。降り注ぐ太陽と青く美しい海。白くまぶしい家々、それらが織りなす色鮮やかなコントラスト、この素晴らしい環境で高い美意識を身につけました。
画家を目指そうとアートスクールに入学。美術の専門的な知識を学び、その後ペルージャ大学に進学し人類学を専攻しています。現在はルネサンスの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐があるミラノで、画家兼イラストレーターをしています。

ルネサンスの煌びやかな時に仰々しく感じてしまう絵と全く違うものが、今ミラノから生まれています。それにはネットの普及が大きく影響しているようです。とはいえ彼が描く絵は、古典の様式がまさしく現代まで続いていることも証明しています。

2014年から毎年、ミラノだけではなく、オーストリアや、香港、日本など、世界各国で個展やグループ展を開催しているので、今後ますますこのユニークで謎めいた絵を実際に見る機会が増えそうです。

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Aldo Sergio
HP : http://aldosergio.it
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Reference : yellowtraceDesigncollector

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