ミロのヴィーナスに刺青!対象の見方を変える彫刻の魔術師“ファビオ・ヴィアーレ”

イタリアにはユーモアに長けたアーティストが多くいます。中でもイタリア・トリノ在住のある彫刻家は、驚きとユーモアに溢れた発想で私たちを驚かせます。

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大理石の彫刻に施された刺青。その容姿はなんとも異様で、今まで見慣れてきたものとは全くの別物に見えます。
制作を手がけたのは、イタリアの彫刻家ファビオ・ヴィアーレ(Fabio Viale)。彼はなんと、大理石の彫刻に刺繍を描いてしまったのです。
しかし、本物の彫刻に描いたわけではありません。彼は大理石で模刻をし、その上から刺青を施したのです。下のスライダーではその制作様子が確認できると同時にその完成度の高さもうかがえます。

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彼は1975年、イタリア・ピエモンテ州の都市、クーネオで生まれました。16歳からこの大理石を扱う仕事を始め、伝統的彫刻作品や芸術を学んできました。2008年には、数あるヨーロッパの大学の中でも最も伝統があり、何人ものノーベル賞受賞者を輩出したことで知られるトリノ大学を卒業。そこからさらに彫刻の道を極めていきます。そして数々の大理石の彫刻を摸倣していくうちに別の見方のアプローチができないかと考え、これらの作品は誕生したのです。
きっかけは、ロシアのギャングと日本のヤクザの刺青に触発されたことだったといいます。それにより完成されたこれらの彫刻は、西洋と和が融合したあまりにも斬新な作品と言えるでしょう。

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彼は他にも、大理石を使用した全くの別物に見える作品を制作しています。「私は大理石に魅了されています。それは何にでもなることができる素晴らしい材料です。」とも述べており、いかに大理石への愛着が強いかが伝わってきます。
現在も彫刻による新しい見方への挑戦を続けており、今後の活躍が期待される今注目のアーティストです。

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Fabio Viale
HP : http://www.fabioviale.it/en/
Instagram

Reference : Maddox GalleryArtsLife

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