椅子を収穫。8年もの歳月を経て完成される“フル・グラウン“社による生きる家具

デザイナー兼アーティストのギャビン・マンロ(Gavin Munro)率いるフル・グロウン(Full Grown)というイギリスの会社は、驚きの方法で椅子を作り上げます。

previous arrow
next arrow
Full screenExit full screen
previous arrownext arrow
Slider

こちらの椅子、ユニークな形をしていますが、実はこれ、椅子の形をした木なのです。つまり、木から「収穫」したのです。
通常、木製の椅子を作るには、木からいらない部分を取り除いていくため、多くのものが捨てられてしまいます。その無駄をなくすことができないかと、同社の研究は始まりました。そして、10年という長い年月を経て形にすることができた家具なのです。

previous arrow
next arrow
Full screenExit full screen
previous arrownext arrow
Slider

栽培方法は、椅子の形をしたプラスチックの型に枝を沿わせて育てていきます。しかし、日々の手入れなど多くの手間がかかるといい、丁寧に育てていったとしても、必ずしも思い通りの方向に成長してくれるわけではありません。また、気候によって枯れてしまったり、虫にやられてしまう可能性もあります。そのため、大量生産することはできず、一つの木を収穫するには、なんと4~8年もの時間がかかるといいます。そうして出来上がった椅子の耐久性は抜群。大人一人が座っても壊れることはなく、本当に椅子として使用可能です。

この椅子を作るきっかけとなった出来事は、ギャビンの少年時代までさかのぼります。彼は大きく育った盆栽が、椅子の形になっていることに気づきました。それは自然が作った偶然の形でしたが、25年間が経ち大人になっても心の中にそのイメージがずっと残っていたといいます。子どもの時に感じたものが、大人になってこうして形となったのです。

今では椅子だけでなく、ランプシェードも収穫するようになっています。現在は2029年まで予約が入っているといい、多くの人から愛されています。そんな同社は今現在も家具を栽培し続けています。

previous arrow
next arrow
Full screenExit full screen
previous arrownext arrow
Slider

Full Grown
HP : https://fullgrown.co.uk
Twitter Facebook

関連記事

  1. アフリカの大自然に魅了された“ゴードン・ペムブリッジ”による立体彫刻「Wood Art」

  2. 舌ではなく、目で味わう“ジェイ・ヨン・キム”が作る色鮮やかなドーナツ

  3. 悟りの世界から電子の信仰へ。電子部品を用いて表現する、美しき曼荼羅模様

  4. そっくり!!“Wakuneco”によるリアルすぎる羊毛フェルト

  5. ミニチュア陶器を作り出す陶芸家“ジョン・アルメダ”

  6. これは一体…。芸術の都、パリに出現したゴミによるアート

  7. “浅草 飴細工 アメシン”が制作する、今にも動き出しそうな金魚の飴

  8. “アーウィン・ワーム”のおデブなスポーツカー

  9. 『海底美術館』海を保護する人型彫刻たち。“ジェイソン・デクレアズ・テイラー”

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

 
  1. この記事へのトラックバックはありません。

   
   

ランキング

Twitter

 PAGE TOP