「自然」を3D化。“ギル・ブルベル”による圧倒的な存在感を放つ木材アート

アメリカを拠点に活動するアーティスト、ギル・ブルベル(Gil Bruvel)は、2018年3月、躍動感ある作品シリーズ「Bending The Lines」を発表しました。

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人の顔が浮かび上がったなんとも印象的なこれらの作品は 「自然」をテーマに作られました。細かなパーツから成る立体的で優しそうな表情は、まるで「自然」を具現化した顔のように思わせ、迫力があります。作品の反対側には、鮮やかな色が塗られており、一つの絵画作品としても楽しめそうです。

作品には木材が使用され、一つ一つミリ単位で設置することで有機的な動きを出しています。また、色や木の大きさ長さを変えることで躍動感も演出し、非常に計算された構造になっています。
下はその制作様子です。

彼は1959年、オーストラリアのシドニーで生まれました。4歳の時には、フランス人の両親が故郷へ帰ることになり、幼少期の大半をフランスで過ごします。
幼い頃から芸術に関心を寄せていたといい、9歳の時には彫刻の基礎を学び始め、14歳の時に名門修復ワークショップに入会。才能は開花していき、17世紀に建てられたルネサンス様式の礼拝堂の天井に描かれたフレスコ画など、傑作を修復するために1400年代に使用されていた技術も修得しました。また、大学レベルの美術史のコースも受講し、芸術の教養を高めていきました。

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そんな彼による「Bending The Lines」は自然現象を表現する媒体として木材を探求した結果です。寒色と暖色でグラデーションに色付けされた木たちは、光りを放ちながら木材が生きているかのように感じさせます。

2018年3月21日には、テキサス州のヒューストンにあるLaura Rathe Fine Artにて「Bending The Lines」の展覧会が行われ、多くの人で賑わいを見せました。

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幼い頃から磨き上げられたスキルを駆使し、彫刻や絵画、版画、オブジェなど幅広いレパートリーで活躍する彼は、新しいことへの探究心を忘れず、日々新しい表現への挑戦を続けています。世界中にコレクターがおり、知る人ぞ知る人気のアーティストです。

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Gil Bruvel
HP : http://www.bruvel.com
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Reference : Lahaina GalleriesTX Patch

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