“ジョマ・サイプ”が描く、神秘的な幾何学模様

ポルトガルのアーティストジョマ・サイプ(Joma Sipe)は、神秘的な幾何学模様を配した絵画を何年にもわたって制作しています。

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キャンバスは黒の絵の具で塗ったものを使用し、その上から0.5mmの銀または金のインクペンで、直感的に描いていきます。また特殊な接着剤を用いて、クリスタルやスワロフスキーを、線と線が重なりあう場所に、これも直感的にのせていきます。スワロフスキーは、光を当てる方向や見る角度によって色合いが変わるため、オーロラのように美しく神秘的なイメージを持たせてくれます。

1974年、ポルトガルのポルト市で生まれた彼は、幼い頃から色とりどりの油絵の具やアクリル絵の具を用いて、風景画や肖像画を描いていました。しかしその方法では表現したい感情が、なかなか表すことができなかったようです。
13歳の頃、「人が地球に住むのはなぜか」「体が死んだらどこに行くのか」という人生の疑問を抱くようになりました。そして、チャクラやオカルト、解剖学、幾何学、黄金数、瞑想、錬金術、カバラ、といったものを学ぶようになったのです。これら学んだことが表現したかった神秘的なイメージをインスピレーションする重要な原点となりました。

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彼は芸術について詳しいことを学んできたわけではありません。学校での特別な授業は受けてはおらず、現在は、土木技師を本職として生活しています。その仕事では、AoutCAD(オートキャド)というコンピューターのプログラムを用いて、家や道路などの製図を2Dや3Dで制作しています。幾何学的で正確なそれらの製図は、彼が描く絵に大きな影響与えました。幾何学模様を通して神秘的なイメージを表現する、そのスタイルを確立したのです。

壁画風に電子基盤を描いた『CIRCUITOS』シリーズもまた魅力的です。

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どの絵も本当に細かく綺麗に描かれています。「神秘」をまさしく感じられることでしょう。
アマゾンでは彼の画集が販売されています。彼の神秘的世界観を、ぜひ堪能してみてください。

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Joma Sipe
HP : https://www.jomasipe.com
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