ウィルスをガラス彫刻で可視化。“ルーク・ジェラム”による顕微の試み

微生物やウイルスといった顕微鏡を使わないと見ることのできない、しかし確実に身近にいる存在。
それらをガラスによって可視化させた作品が「Glass Microbiology」です。

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イギリス・ブリストル在住のアーティスト、ルーク・ジェラム(Luke Jerram)は、科学的にアートにアプローチしています。高度な最先端テクノロジーを駆使して、唯一の作品を見せてくれます。
2004年から制作が開始されたこれらの作品は、電子顕微鏡を使ってウィルスの生態を研究し、構造も科学的なデータの元つくられています。

「Glass Microbiology」は、医学雑誌や教科書などで取り上げられるほど精巧に作られており、ニューヨークのメトロポリタン美術館、ヨーロッパ近代ガラス美術館、中国の上海ガラス博物館など、世界中の多くの美術館にもコレクションされています。

下の映像は展覧会での様子です。

じつは、これらを制作したのには彼ならではの理由がありました。
色を操るともいえるアーティストとしては致命的な、色覚異常者であることを公言しています。しかし、彼は逆に色覚異常であることを活かして、色のない世界(ガラスやウイルス)の探求に力を注ぐことにしたのです。この逆転の発想こそ、まさしくアーティストです。

私たちがよく見るウイルスの写真は、人工着色画像によって作成されています。実際、ウイルスは光の波長より小さいので、色はありません。

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彼のセンスは洗練を極めています。自身が色覚異常であることと、色のないウィルスを繋げたそのアイデアは素晴らしく、アーティストという存在そのものを高めてさえいます。

現在は、ブリストルにある西イングランド大学で客員研究員を務め、彫刻、インスタレーション、ライブアートプロジェクトなど幅広く活躍しています。特にインスタレーション作品は圧倒されるものばかりです。
またの機会で紹介することにしましょう。

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Luke Jerram
HP : https://www.lukejerram.com
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Reference : INTERALIA MAGAZINEwikipedia

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