チョークで日本の美を描く“Moeco”。圧倒的な写実描写術

オーストラリアが発祥とされるチョークアート。
現在では飲食店のメニューボードなどの枠を超え、写実的なものも出現しています。
今回は、チョークアートで成功を収めている日本のアーティストMoecoさんをご紹介します。

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チョークで描かれているとは想像できないほどの圧倒的な写実性を誇る作品たち。こちらは2017年にニューヨークで開かれた個展で展示されたものです。
黒いキャンバスに描き出された日本の和。絢爛な色彩とコントラストは、艶やかな美を感じさせます。

Moecoさんは「松下萌子」として女優や歌手としての顔も持つ、マルチに活躍するアーティストです。昔から絵を描くのが好きだったという彼女ですが、芸能界デビュー後は、絵に触れる機会が少なくなってしまったそうです。
そんな時に偶然テレビで観たチョークアートに惹かれたことをきっかけに、技を極めていきました。

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チョークアートは筆ではなく指で直接絵に触って描いていくため、指の繊細な扱いが必要となります。指先の体温で滑らかなグラデーションを生みだし、じっくりと絵が出来上がっていくのです。
下の動画は、本人が実際に描き上げていく様子です。

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制作では「心に触れるようなアート」を心がけ、鶴の機織りのように自らの羽を織り込むような気持ちで作品を作っているそうです。完成した作品は、どれも巧緻でモチーフへの愛情が感じられる温かみあるものばかりです。

そんな彼女は今回、大阪市北区の阪神百貨店9階、阪神美術画廊でMoeco展(2月6日〜12日)を開きます。
今までも様々な国や地域でソロの個展を開いてきましたが、今回は今までとは違い、描き下ろしや昔の作品など、多くの種類の作品が展示されています。
6日間限定ですので、この機会にぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

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そして最後に、彼女は見てくださる方に次のようなコメントを残しています。
チョークアートはとても手軽で楽しく出来るので、もっと世界中に広がれば良いなと思っています。沢山の人に知ってもらいたい。カフェの看板のみならず、もっとアートに。進化していくこれからの私のアートを是非、見逃さないで下さいね。

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Moeco
HP : http://moecochalkart.com
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