天界からの追放者。教会に吊り下げられた“ポール・フライヤー”による堕天使「Morning Star」

世界に多く存在する教会には、悩みを抱えた人々が礼拝や祈りを捧げています。清く、神聖な場所というイメージがありますが、ロンドン在住のアーティスト、ポール・フライヤー(Paul Fryer)はそこに、ショッキングで恐ろしい作品を展示しました。

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この巨大なインスタレーションは、大きな翼を持った天使か悪魔らしきなにかが、ワイヤーで吊るされている作品です。罪を犯して縛られているのか、苦悶の表情を浮かべています。
作品にはシリコンやコンクリート、また、翼の部分には本物の羽が使われており、とてもリアルに作られています。

設置された場所は、ロンドン中心部・メリルボーンにあるセント・メリルボーン教会。この地区は、聖母マリアに捧げられた同教会を中心として街ができました。現在は、おしゃれなショップやカフェが立ち並ぶ高級住宅街として知られ、地元客で賑わっています。

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作品名である「Morning Star」は、「ルシファー」とも言われ、光をもたらす者の意味の悪魔・堕天使のことを指します。元々は全天使の長でしたが、神と対立し謀反を起こしたことをきっかけに天界から追放され、堕天使と化しました。のちに「悪魔サタン」と呼ばれるようになり、今では堕天使の長としてその名を轟かせています。

聖なる教会にこのインスタレーション作品を設置した理由については明らかにされていませんが、彼はこの「Morning Star」を通して、堕天使と化したルシファーのように悪しきものは罰せられ、神に寄り添うものは救われるという教会の偉大さを改めて認識させたかったのかもしれません。

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Paul Fryer
HP : http://www.paulfryer.net

Reference : WikipediaFish & Tips

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