絶食を具現化した“スタジオ・デスワント・ボーン”による食器作品

「絶食」。美容や健康、医療目的で食事を取らない行為を指しますが、その単語を聞いて、あなたはどのような「かたち」をイメージをするでしょうか。

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「絶食(Fasted)」と名付けられたこちらの作品は、2015年にイタリア・ミラノで、「断食」をテーマとした展覧会で発表されたものです。骨格のみで形成されており、丸、三角、四角といった極めてシンプルなデザインで出来ています。そのため、食器としての機能性はゼロ。食べ物や飲み物を入れれば、こぼれ落ち、食事は不可能です。また、全体の色は「青」を基調としており、食欲湧くような色ではありません。まさに「絶食」という言葉が具現化された作品と言えます。

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この作品を制作したのは、パリを拠点に置くデザインコンサルタント会社、スタジオ・デスワント・ボーン(Studio Dessuant Bone) 。2014年に、フランス人デザイナーであるマリー・デスワント(Marie Dessuant)と、イギリス人グラフィックデザイナーのフィリップ・ボーン(Philip Bone)の2人によって創設されました。2人は2011年、イタリアの企業グループ「ベネトン」の子会社、ファブリカ(Fabrica)で出会い、意気投合。その後ファブリカを退社し、同社を創設します。ちなみに会社名の由来は、この2人の名前から来ています。

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そんな2人の仕事は、主にインテリア家具やプロダクト製品を制作することです。しかし作られるものは、店で売っているような一般的なものではなく、オリジナリティ溢れる作品ばかりです。アイデアやストーリー、そして個性を大切にしているといい、その思想から、彼らの作品は生まれるのです。「絶食」のイメージをあのように形で表現できたのも、まさにこの姿勢を持ち続けたからと言えます。

常に新しいことを探求し、魅力ある製品作りに取り組む彼らは、Studio Dessuant Boneとして、今後もその独創的視点で、世の中に発信し続けるでしょう。

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Studio Dessuant Bone
HP : http://studiodessuantbone.com
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Reference : DESIGNAHOLICMetal Magazine

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